こんにちは。首相のあさかです。
第三回大統領選挙が始まっておりますので、昔ほかのところでしたことがあるお話ですが、ネコリパの初代大統領「ミミちゃん」のお話をさせていただきたいと思います。
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本当に猫なの???
ネコリパブリックは、日本語に略すと、猫共和国。
共和国であるからには、そこに住む人々にはいろんな「爵位」が与えられます。
(詳しくはネコリパブリックの入国方法をお読みください)
そんな中、建国時の「大統領」は、このわたくしでした。
オフィシャルに発表はしていなかったのですが、勝手に自分を大統領にしたてあげていたわけです。
ところがある日、ある猫ちゃんがやってきたときに、大統領はこの猫しかいない!と強く思い 大統領から降格して首相になったのです。
そして、その猫ちゃんの大統領就任を発表したので、初代大統領は猫となりました。
その初代大統領が、「ミミ」ちゃん でした。
猫なの?
ミミちゃんがやってきたその日、わたくし、出張にでておりまして、スタッフから 新入り猫ちゃんが入りました!とピロリロリンとのメール連絡が入った訳です。
そのメールに添付されているミミちゃんの写真を今でも鮮明に覚えています。
その写真を見た瞬間…
え、、、、
何??? この子、、、、本当に猫なの???
フクロウのような、タヌキのような何とも言えない愛らしい目つきに、ノックダウンされてしまいました。
こんなに印象深い外見のくせに、性格は温厚そのもの。
ふくよかな体を抱っこされるのが大好きで、抱っこをする度に、私の方が心癒されるのです。
癒し系ナンバーワンの大統領
実はミミちゃん、、子猫のときに、喫茶店の前にダンボールに1万円といっしょに捨てられていたそうなのです。
命を1万円で済ませるなよ!と捨てた人には猛烈につっこみたいところですが、運よく、無事ボランティアさんに保護されて、人を嫌いになることなく、すくすく育ちネコリパへとやってきたのです。
タヌキのようなフクロウのような、何とも言えない愛らしさ、、そしてサビ柄ネコ独特の外見と、見た目のふてぶてしさ、、等の、キャラの立ち具合を見て、当時大統領だった私は、完全に、キャラの濃さでミミちゃんに負けている。。と思い、大統領の座を明け渡すことにしました。
就任当日の様子↓
ネコリパスタッフの木村です。
突然ですが・・みなさまにお知らせです!
みんなの人気者ミミちゃんがネコリパの大統領に任命されました!!
なんとも愛くるしいしぐさとナイスボディで、お客様やスタッフのハートをわしづかみにしているミミちゃん。…
それから、、しばらくの間、ミミちゃんは大統領としてネコリパブリックを守ってくれました。
一度、中耳炎になったりしたこともありましたが、
食欲旺盛で、ますます?丸くなり、ドシンとしたその存在感はネコリパになくてはならない猫となっておりました。
お尻部分を、ポンポンとたたくと、しゃちほこのようなポーズをとってくれたり、、
ミミちゃんと呼ぶと、必ず近づいてきて、前足だけをチョコンとお膝の上にのせてくれたり、
たまに興奮しすぎて、走り回り、勢いあまって壁やらにぶつかったり、、
抱っこをしたら、胸に顔をうずめて、ゴロゴロいったり、
動く姿が、なんだかコミカルで、本当に癒し系ナンバー1の猫ちゃんでした。
とうとう現れた、新しい家族。
わたくし、、たまに仕事の都合で、ネコリパブリック岐阜の2階の和室に泊まり込んだりするのです。
その時に、お布団をひくと、一番に布団で横になるのは、やはり大統領のミミちゃん。
寒い冬は、わたしの腕枕で寝てくれて、
暑くなってくると、くっつくのがいやなのか、頭のすぐ横で、いっしょに寝てくれたりするのです。
ただし、どんなに暑いときでも、どこか体の一カ所は、私の体にピトっとつけてくるのも可愛かったなあ、、
しかしながら、いくら、温厚で、マイペースなミミちゃんと言えども、長い間いろんな猫が入れ替わり立ち替わりメンバーが変わる中で暮らすのもストレスを感じるし、一生ミミちゃんだけを愛してくれるご家庭で、ミミちゃんを熱望してくれる方がいらっしゃったら、大統領でも譲渡しよう、、となったのです。
そして、とうとう、ミミちゃんを、猛烈に熱望してくれる家族が現れました。
ミミちゃんを迎えるために、いろんな準備をしてくれて、ミミちゃん専用のお部屋まで用意してくれたとのこと。。。もちろん面接を経て、、このご家族ならば、、とミミちゃんを譲渡することに決めました。
その日の様子↓
昨日、ミミちゃんが卒業していきました!
初日から怯える様子もなく堂々としてたミミちゃん
猫スペースで座っていると膝の上にちょこんと前足を置いて甘えてきてくれたミミちゃんネコリパ卒業生「チロル」とはまた違った感じの癒し系でした(´ー`*)
早く一緒に過ごしたくて…ということもあり
予定日よりも早く卒業となりました新しいご家族と幸せにね!
卒業の前日は、ネコリパに泊まり込んで、ミミちゃんと一緒にねむりました。
最後の夜を一緒に過ごすのは、当時の私の儀式でした。
もう何百匹と、ネコリパから卒業猫を送り出してきていますが、いつも、花嫁の父の気持ちになります。
嬉しいような、悲しいような、寂しいような、胸がキューっとなる感じ。
でも幸せなことなのです。
今でも夜眠る前、ふとミミちゃんのしっぽが、耳元をさわさわしてくるような気がします。
そしてあの、つぶらな瞳で、じーっと私を見つめる顔を思い出しながら眠りにつきます。
こんな感じで、毎日眠る前に、卒業猫を思い出しながら眠ると、ほんといい夢がみれるんですよ。
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ミミちゃんのその後は、ネコリパ各店舗で配布しているネコリペーパーvol.2に収録されています。是非ご覧ください。
それでは引き続き、第三回大統領選挙をお楽しみください。
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