保護猫ストーリー 東京お茶の水店「おはぎ」
第三代ネコリパブリック大統領に就任したおはぎ。とある民家の庭先で産まれた5頭の子どもたちは、みんな白い色。おはぎだけがキジ柄でした。
第三代ネコリパブリック大統領に就任したおはぎ。とある民家の庭先で産まれた5頭の子どもたちは、みんな白い色。おはぎだけがキジ柄でした。
最近増えてきているのが、飼い主が高齢になることで体が弱ったり、病気になってしまい、もう飼えなくなった、という理由です。
そしてまみを引き取ってくれたご夫婦も、健康状態が悪くなったのでもう飼えなくなってしまいました。
なぜ彼の目が見えなくなったのか、正確なことは分かりません。
猫はもともと警戒心の強い生き物です。
視力が奪われれば、その彼らの心がどうなるか、容易に想像できます。
中野店のりんご猫たちはライもほかの猫もみんな人なつこい。
まるで自分たちがハンデキャップを背負っていることを知っているかのようです。
ある人はその白くて長い毛並みが好きだといいます。その寂しさに惹かれるという人もいます。なんだか「保護猫」というものすべてを象徴しているようだという人もいます。いや、そのなにもかもが魅力的なんだという人もいます。
おなじ現場からきた他の子は逃げ回ってばかりでしたが、いっちゃんはむしろ向かって来るタイプ。それもかなりキツめのファイターでした。
大阪府下のある地域で、立て続けに多頭飼育崩壊が発覚した時期がありました。そのうちのひとつにいた、たわし。
多頭飼育崩壊現場にいた子は、ほとんどの場合が人に慣れておらず警戒心が強いと言われています。
が、もちろんそうでない子もいます。
たわしはその現場の中にいた、ニンゲンに警戒心を持たない甘えん坊でした。