ジャパンキャンピングカーショーへの出展について。

保護猫トレーラーハウス。

2月2日から5日までの4日間、幕張メッセで行われる、「ジャパンキャンピングカーショー2017」にて、ペットと出会うブースができ、ここで、保護猫カフェスタイルの譲渡会をネコリパブリックで行うことになりました!

今回は、会場内に、トレーラーハウスをご用意いただきます。
こちらに、保護猫を4匹つれて行くことになりました。ネコリパと提携させていただいてる団体さんから、人馴れしているけれど、なかなか新しい家族に出会うことができなかった大人猫が参加する予定です。

猫たちの負担は最小限に、でも社会へのインパクトは最大限に、ネコリパのあたらしいチャレンジを成功させるために、みなで猫たちの安全と体調の安定のため、そして何よりストレス軽減のための、ネコリパブリックに関わる、このイベントに係る全ての人達に知恵をだしてもらい万全な対策を行っております。

目指したのは、新しい譲渡会のカタチ。

今回の企画の最大の目的は、もちろん保護猫たちの家族を探すこともありますが、もうひとつ大切な目的があります。

それは、新しい譲渡会のカタチをネコリパブリックがつくる。
譲渡会のイノベーションをつくり、社会を変えるきっかけを作ることです。

保護猫と出会う場としては譲渡会がありますが、様々な譲渡会に参加した方々から「猫たちがケージの中で震え固まっていてかわいそう」「猫の本来の性格が見極められないので見た目で選ぶしかなくなる」などの意見を聞くことがあります。
また譲渡会に参加する側のボランティアさんたちも、猫たちにかなりのストレスを与えることに少なからず心を痛めているともお聞きします。
今の譲渡会のスタイルには、まだ課題があるのではないかと思います。

譲渡会とは違う形の、保護猫と出会う場として、私達の運営する保護猫カフェという存在があります。
保護猫カフェでの猫たちは、もちろん怖がりな猫の場合は慣れるのに時間がかかりますが、場所になれた後には、猫たちの、のびのびと過ごす姿をみたり、触れ合ったりすることで、猫たちの本来の可愛さを感じてもらうことができます。
ただ保護猫カフェにくるのには、わざわざそのお店がある場所にいかなければいけないというお客様側のコストがかかってしまいます。

決して、譲渡会を否定や、非難をしているのではありません。
譲渡会があるからこそ、たくさんの猫達に家族ができています。
そして、譲渡会を運営されている方々は、本当に大変な努力と猫を愛する思いで運営をされております。

譲渡会は、いろいろな場所で開催でき、通りすがりの方や、たまたまそのイベント会場にきた方など、保護猫に興味がなかった方々にも、保護猫と出会うチャンスを与えることができる素晴らしいメリットがあります。

この今のスタイルの譲渡会と保護猫カフェの二つの素晴らしい部分を合体させた新しい形の譲渡の仕組みを作れないものか?と考えておりました。

そのためにはやはり、人が多く集まる場所で、保護猫と出会える場をつくり、さらに、猫たちがのびのびとすごせる場を作る必要かあると思ったのです。

そのためにはある程度のスペースが必要である。
さらに、猫たちが絶対に逃げてしまわない独立した部屋でないといけない。
温度管理もしっかりできて、猫たちが隠れる場所も、そしてもちろん二重扉に。

様々な課題がある中、今回はキャンピングカーショーの主催者様、さらにいっしょに譲渡会を運営することになっているDo One Goodさんの協力のもと、トレーラーハウスをお借りいただき、さらに猫たちに快適にさらに安全にできるよう大改装までしてもらえることになりました。

すべて主催者様の負担でしてもらえるのには理由があります。

感度が高いけれど「知らない人」に知ってもらいたい。

今回のキャンピングカーショーには、本当にたくさんの方々が来場されます。
期間で7万人とも言われています。

きっと保護猫や保護犬にまったく興味がない人がほとんどだと思います。

ただキャンピングカーショーにくる方々は、とても感度が高いといわれています。

そういった人たちに、保護猫や保護犬を家族に迎える文化を、そして、保護猫カフェという場があり、保護猫が家族を待っているのだということを知ってもらえる大きなきっかけとなると思うのです。
主催者様は、今回のこのイベントで、保護犬や保護猫を家族に迎えるには選択肢を来場者の方々にも知ってもらうことで、殺処分ゼロへむかって加速する助けになりたいと思ってくださっているのです。

譲渡会や保護猫カフェにきてくれるお客様は、すでに保護猫の存在や、保護猫を家族に迎える選択肢をもっていらっしゃる方々です。

でも、やはり、私たちは方、すでに保護猫を知っていて、様々な猫達がかかえる問題を知っている方々のご来店を待っているだけでは、保護猫を家族にする文化を広めるには不十分だと思っています。

知らない人に知ってもらえる。

保護猫がこんなに綺麗で可愛いく愛おしいものだと、知らない人に知ってもらい、保護猫を家族に迎えるには、保護猫カフェというものがあるのだということを、全く新しい場で発信していかなければいかないのです。

それがネコリパのミッションだと思っています。

いままでの譲渡会や保護猫カフェともちがう、新しい出会いの場

人がいままでやらなかったことをやる。
新しい形をつくる。
そして、人を巻き込んで変えて行く。

それがネコリパです。

いままでの譲渡会や保護猫カフェともちがう、本当に新しい出会いの場を作りたいのです。

もちろん、猫たちのストレスは最小限になるよう最大限の準備を行います。

私たちには猫にたいする愛が溢れています。愛しかないといっても過言ではありません。

ただの話題作りではない、本当にあたらしい譲渡のイノベーションをこれかネコリパが作り出すのです。

いままでの譲渡会や保護猫カフェを運営していくのも、とても大切なことですが、それだけでは広がらない層へ、ぐぐーーーっと保護猫の存在を広め、保護猫と素敵な生活を送る人々をどんどん増やしていきたいのです。

猫がかわいそうではなく、本当に愛おしいと思える場を作りたい。

新しいことをやると非難をされるかもしれません。

誰もやれないこと、非難されるかもしれないこと、でも誰かがやらないと、変わらないこの社会を
ネコリパが先頭になって変えていくそんな心持ちで今回のイベントを行います。

譲渡会場でケージの片隅で震えている猫たちでは伝わりきれない、ゆったりしている猫たちを見て欲しい。

本当の可愛い姿をみてほしい。

保護猫がいかに可愛くて、愛おしいものなのか、かわいそうではなく、本当に愛おしいと思える場を作りたいのです。

今回のチャレンジはとても新しいことです。そのために、お預かりする猫たちの保護主さんにはたくさんの情報をお伝えし、このチャレンジに大変なご理解いただき、そして大きな期待をよせていただいています。そして、あたたかい応援もいただいております。

ぜひ、ネコリパブリックの新しい挑戦を応援してください。

 

 

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